Morikawa Laboratory

センサデータの実世界活用技術

センサデータの実世界活用技術 image スマートフォンの普及やワイヤレスセンサデバイスの発展に伴って,個人の日常生活や環境中の各種機器の活動状況など,実世界に関わる情報を大量に集められる土壌が生まれてきた.ビッグデータ技術を用いてこれらの実世界データを処理することにより,実世界で起こっている事象をベースとした新しいサービスが創造されると期待されている.しかし,個人のスマートフォンで収集したデータや環境センサが集めた生データを一か所に集めて解析することには,プライバシーの侵害やデータの漏洩など様々な問題がある.本研究では,これらの課題を解決するため,データが発生した場所においてデータを必要最小限な情報に変換した上で,アプリケーションに対しては変換された情報にのみアクセスできる枠組みを提供することによって,生データを一か所に集めなくても実世界データを利活用できるようにするための技術について研究している.例えは,スマートフォンで収集した環境音のデータを原音が復元不可能な特徴量に変換した上で共有し,さらに特徴量間の近接性を個々のスマートフォン上で判定すれば,サービス提供者にプライバシーを侵害される心配のない近接検知サービスを提供できる.あわせて,環境センサから実世界情報を効率よく取得する方法そのものについても,実フィールドにおける実験を通して有効性を検証している.

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